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【5月11・12日】住まいの定期相談会 テーマ「うなぎの寝床」

住まいの定期相談会 テーマ「うなぎの寝床」

相談者:住まい設計工房 蘇理裕司 & 津村洋子

京町家の敷地と言えばいわゆる「うなぎの寝床」。
間口が狭く、奥に長い土地形状が非常に多いですね。
その「うなぎの寝床」を新築でもリノベーションでも
現代的かつ古来の知恵をまぶした快適な暮らしにする為の
ポイントをお話する相談会となります。
もし土地や古家をお持ちでしたら、写真や図面があると
より具体的なアドバイスができると思います。

気軽にご予約くださいませ。

【開催日】
5月11日12日

円町の家

円町の家


<ポイント概要>

・光の取り入れ方を工夫する
道路面、奥側、中庭などから光を取り入れたり、吹き抜けや天窓も有効です。

・風をデザインする
縦長の長手方向に風の通り道を作り、上下の風も意識する。
上昇気流の活用もオススメです。鍵は中庭・植栽・打ち水。

・視野の広がりを設計する
このポイントには、通り庭、吹抜け、スケルトン階段、中間領域、床材の貼り方向、天井、照明計画、収納などなどたくさんの工夫点があります。

・駐車、駐輪スペースを確保する
意外に見過ごしがちな点です。間口を大きく開口、スキップフロアを設計して中二階に下に駐車スペースをつくる、また玄関土間を駐輪スペースになどの事例があります。

【リノベーションのケース】安全、快適性を追求する。
新築はもちろんですが、うなぎの寝床の古民家リノベの際には、その風情を保ちつつも

・スケルトンにして駆体をチェックし耐震性を高める為の補修を漏れなくする
・外壁、天井の断熱に重きを置きつつ高性能サッシや内窓を採用することで、京都の底冷え、油照りを快適に過ごせる性能を確保する。