組子格子の家 京都市左京区
担当:蘇理裕司
■建築データ
- 建築面積
- 53.85m²(16.29坪)
- 延床面積
- 96.65m²(29.24坪)
- 階数
- 地上2階
- 構造
- 耐震構法SE構法
- 家族構成
- 夫婦+子ども1人
- 設計
- 蘇理裕司
- 竣工
- 2020年
施工ポイント
ビルトインガレージ、格子の日除け、カーテンやブラインドの代わりになる組子、和風の中庭…まさに京都らしさを体現した住宅です。
奥に長く広がる京都特有の敷地を逆手に取り、中庭を中心に上下につながる設計が特徴です。そもそも光は上から下に降り注ぐもの。狭小地でも家の中をくまなく明るくするためには、上階から下層階にしっかり光が届く「光の道」を確保することが大切です。敷地をすべて居室にせず、ゆとりを持って中庭や吹き抜け空間を確保することで、様々な目線で建築を楽しめるのも魅力です。
住まい設計工房では京町家の現代的な解釈として、木の風合いを活かしつつ、現代のライフスタイルに合った生活動線の設計を行っています。