三豊の家+α 京都市右京区
担当:津村洋子
■建築データ
- 建築面積
- 166.36m²(50.32坪)
- 延床面積
- 352.73m²(106.70坪)
- 階数
- 地上3階
- 構造
- その他(RC+木造軸組構法)
- 家族構成
- 親夫婦+子夫婦+子ども2人
- 設計
- 蘇理裕司
- 竣工
- 2021年
施工ポイント
10年間温めてきた、ペンションと二世帯住宅の計画についてご相談いただきました。
早速、現地を訪れました。
- 敷地内に3メートル近い高低差がある
- 敷地の隣に小川が流れている
- 川越しに美しい景色が広がっている
既存の住まいはリフォームを繰り返して広さはあるものの、その敷地の良さが十分に活かされていないように感じました。
そこで、西側に広がる良い景色を活かすために、これまで閉じていた設計を見直し、庇を深く取ることで夏の西日をカットしながら、美しい借景を取り込むデザインを提案しました。
浴室は高低差を利用して地下に設計し、小川のせせらぎが聞こえる石張りの浴室を作りました。
川を望むデッキもお気に入りの場所となりました。
ペンションと二世帯住宅として、プライバシーを守りながら動線を工夫し、お仕事とプライベートの両方が快適に過ごせる名作となりました。