
下鴨の家 京都市左京区
担当:蘇理裕司
■建築データ
- 建築面積
- 105.10m²(31.79坪)
- 延床面積
- 103.71m²(31.37坪)
- 階数
- 地上2階
- 構造
- 耐震構法SE構法
- 家族構成
- 夫婦+子ども2人
- 設計
- 蘇理裕司
- 竣工
- 2022年
施工ポイント
京都でも特に人気の高い、端正な住宅街・下鴨での計画です。
その良好な環境を守るため、法的規制がたいへん厳しく、
建ぺい率を守りながら、いかに豊かな住空間を設計するかが鍵となります。
工夫のポイントは以下の通りです。
1.家の周囲を均等に空けるのではなく、空きを一点に集中させて「良い庭」をつくります。
2.庭を主空間とつなげ、リビングに広がりを感じさせる設計とする。
3.吹き抜け+スケルトン階段で縦の広がりを演出する。
4.印象的なデザインのスチール階段やすのこ廊下、造作家具を床から浮かせるなどの工夫により、閉塞感のない空間を実現。
5.吹き抜けを活かした窓の配置・種類を計画。
太陽の光が差し込み、風が心地よく通り抜けるよう配慮しています。
6.収納計画をしっかり行い、物が部屋にあふれないように設計しています。
これらの工夫により、実際の延床面積以上に広がりを感じられる住空間を実現しました。













