担当 蘇理裕司
2020年竣工
窓を開けると目に飛び込んでくるのが隣接する公園の大きな樹!この大樹、自然環境との共存を実現するパッシブデザインの住宅にとって、これ以上ない強力な助っ人です。そもそも住まい設計工房の住宅は、庇(ひさし)や格子によって、夏の日差しや冬の寒気、強い風雨などを遮り、空調に頼らない快適な室内温度を保てるように設計されています。そこに大樹の恵みが加わることで、心地よい風や木漏れ日を感じられる最高の住環境が誕生しました。
二世帯での同居を検討されているお施主様なので、1階に親御さんの居住スペース、2階は家族みんなで集まれる吹き抜けのLDK(もちろん耐震構法SE構法です!)、3階を寝室や趣味のスペースと使い分け、プライバシーを守りつつ、団らんの場を共有できる設計です。