在来工法でも耐震等級3を取得することができます。ただし、耐力壁の多い設計になるため、広いリビングや開放的な吹き抜けをつくるのは困難でしょう。
40坪の2階建ての住宅の場合、SE構法の方がおよそ200万円ほど高額になります。
住友林業の「ビッグフレーム構法」、ダイワハウスの「D-NΣQST」、積水ハウスの「MJ接合システム」、など、メーカーによって様々な耐震技術がありますが、過去最大級の震度7クラスの地震に耐えられるという点では引けを取らない耐震性能だと言えます。
事情によっては一般的な在来工法での建設も請け負いますが、耐震性能と自由な設計が特徴の住まい設計工房らしい家づくりのためにはSE構法をお勧めします。
火災の熱に弱く変形の恐れがあるのはむしろ鉄骨の方です。木材は表面は燃えやすいものの、SE構法で使用する集成材は全焼して倒壊するまでに消防車が駆けつける十分な猶予があるとされています。
そうとは限りません。断熱性能や省エネ性能はあくまで家全体をひとつの物として見た場合の論理上の性能で、周辺環境や、どの部屋で誰がどのような暮らし方をするかによっても体感温度は変わります。また、冷暖房器具を使用することは必ずしも悪いことではないので、断熱の性能値だけで判断するのではなく、必要に応じて冷暖房との組み合わせで総合的に暮らしやすい家にすることが大切です。
影響することがあります。断熱性能を高める方法は大きく分けて2つあります。ひとつは壁や床の中に断熱材を入れること。これは間取りやデザインにはあまり影響がありません。もうひとつは窓を減らすこと。これがデザインに大きく影響します。大開口の広々としたリビングに大きな窓を付ければ、眺望や開放感は得られますが、断熱性能は下がってしまいます。その場合、窓を小さくするか、ペアガラスなどの高性能窓を使用して、断熱性能を調整することになり、デザインやコストに影響します。断熱性能、冷暖房器具、デザインの三角形でどれを優先するべきかを考えましょう。
条件によって様々ですが、一般的な住宅で断熱性能をHEAT20レベルまで高めた場合、年間で数万円〜10万円程度の節約が見込めます。その分施工にかかる初期費用も増えるため、単純に光熱費だけを見れば数十年かけて相殺されることになり、長く住めば住むほど高断熱・高気密の家のほうが節約できるということになります。ただし、断熱性能は住む人の健康にも影響する話なので、コストだけで価値をはかるべきではないでしょう。
住宅のデザインは土地の条件やお施主様の趣向によって変わるので一概には言えませんが、住まい設計工房ではSE構法を標準採用しているため、長いスパンの大空間をつくることが可能です。大開口の広々としたリビングや、開放感のある吹き抜けなど、在来工法では難しいデザインは住まい設計工房の家の特徴のひとつでしょう。また、社員全員が建築好きで名建築を巡る研修旅行を実施しているため、美術館やホテルなどでインスピレーションを受けて、通常の住宅では使われない手法を積極的に取り入れているのも私たちの強みです。
もちろんです。建築の知識や具体的なイメージがなくても、好きな映画やよく旅行する場所などをお聞きすることで、お客様にどんなデザインの家がふさわしいかを考えるヒントになります。さらに、完成家見学会やOB宅訪問をつうじて実際に住まい設計工房の家をご覧いただければ、言葉では表現しにくいイメージが伝わりやすくなります。ぜひイベントにもご参加ください。
はい、お気軽にご相談ください。身近な家具ブランドから欧米のデザイナーズ家具まで、家具選びには色々な選択肢があります。造作によるオリジナル家具の製作も可能です。すでにお持ちの家具を引き続きご利用いただくケースも多く、状況に応じて建築の魅力を最大限に引き出せるインテリアの提案をさせていただきます。
はい、可能です。ただし建物の構造自体を変えてしまうと実質的に建て替えになってしまうため、リノベーションの場合は部分的な耐震補強工事となります。構造の補強が難しい場合には、SE構法による「耐震シェルター」を使って既存の建物の内側に耐震構造を組み込み、家の中に安全なスペースを確保するという方法もあります。
はい、できます。住まい設計工房の「リ・町家」では、町家らしい外観や雰囲気は残しつつ、家の中は現代的で快適な空間にすることができます。内外ともに、どこまで町家らしさを残すかはお客様のご要望次第です。「町家=不便な暮らしでも仕方ない」という先入観を捨てて、まずは通常のリノベーションと同様に自由な発想でご要望をお聞かせください。
京都市の場合、すべてのエリアで共通の「共通基準」と、エリアによって異なる「地区別基準」、さらに建築条件によって異なる「規模別基準」が定められています。有名なところでは、外壁の色や屋根の形、建物の高さなどに細かい基準が設けられており、外観のデザインは多少制限されますが、住まい設計工房にはこれまでに京都で培った数多くのノウハウがあります。条例を遵守しつつ、妥協のないデザインを提案します。
住まい設計工房でSE構法の家を建てる場合、万が一当社が倒産した場合にも他のSE構法施工登録店に建設を引き継いでもらえる「住宅完成保証制度」が利用できます。これはSE構法施工登録店の中でも特に質の高い経営状態が認められた「重量木骨の家プレミアムパートナー」のみの特典で、つまり倒産の可能性が非常に低いことを裏付けています。
はい、うかがいます。住まい設計工房では1年、2年、5年、10年の定期点検を無料で行います。住宅は人が住むことで初めて命を吹き込まれます。入居後に家がどのように変化していくか、作り手である私たちにもしっかりと見届けさせてください。ほとんどの場合、10年点検までに大きな異常は見つかりませんが、定期的にお施主様とコミュニケーションをとって家の様子をうかがうことで、健康診断のような役割を果たしています。
はい、SE構法の家なら変えられます。SE構法はスケルトン&インフィルの考え方で、構造と間取りを分離して設計しています。建物を支える構造は大きな箱で、その中に小さな箱を自由に組み合わせることができるのです。これは、構造体が壁ではなく柱と梁で構成されているSE構法ならではの特徴です。
土地の形状や周辺環境によってどのような家が建つかが決まるので、本来であれば土地を先に決めていただくのが理想的ですが、おおよそのプランを決めてからそれを実現できる土地を探すケースもあります。特に遠方から京都への移住を検討中の方は、土地探しのためだけに何度も京都に足を運ぶのは大変なので、並行してプランのこともご相談ください。
もちろん可能です。京都には間口の狭い旗竿地が多く、住まい設計工房でも20坪台の狭小住宅の施工実績がたくさんあります。限られた床面積を有効活用するために、リビングを2階にして1階をガレージにしたり、日照問題を解決するために中庭をつくって屋内に光が差し込む明るい家にしたり、色々な工夫とノウハウがあります。また、住まい設計工房で標準採用しているSE構法は、少ない壁で建物を支えるため、狭小住宅を広く建てるのに最適な技術です。
そんなことはありません。むしろあらかじめ土地が決まっているお客様には早い段階から具体的なプラン提案ができるので、着工までの時間が大幅に短くなります。
遠方の方も大歓迎です。最近は「将来的には京都に住みたい」と移住を検討されている方がとても増えています。住まい設計工房でも、日本全国各地はもとより、海外からのお問い合わせも多く、世界中どこでも訪問して打ち合わせを行っています。